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2025.12.21

好調の小堀桃子と、若手の辻岡史帆、早坂来麗愛が決勝トーナメントへ

湘南美容 Presents「SBCドリームテニスツアー2025」ファイナルラウンド・1日目が、12月20日(土)に兵庫県・ブルボンビーンズドームで開催されました。この日は男女各12名が3名ずつの4ブロックに分かれて、総当たりのグループリーグ戦を行いました。

小堀は試合後に「第1シードのブロックに入って、初戦からタフな試合でした。リードしたところからまくられる場面が多かったので、最後に勝てて良かったです」と、緊張感のある中で勝利を手にしました。

続いて、今年のインターハイを制した17歳の早坂来麗愛が、第1シードの日比野に挑み金星を挙げています。この結果、小堀と早坂が決勝トーナメントに進出しました。

日比野に勝利した早坂は「すごく緊張しましたが、ファーストサービスの確率が良くて自分のプレーができました。プロの選手は対応力があって、逆に硬くなってしまい難しかったです」と緊張しながらも勝ち取った勝利でした。明日は、「身長が高いぶんサーブが良いのとフォアハンドが得意なのでそこを見て欲しいです」とのことです。

Cグループは混戦模様となりました。前年覇者である山口芽生が1試合目で瀬間詠里花にフルセットの末に敗退。2試合目では主催者推薦で出場した18歳の辻岡史帆が瀬間にフルセットで勝利しました。最後の山口対辻岡戦の結果に委ねられることに。

ディフェンディングチャンピオンの意地もある山口が、力強いショットで4-1、2-0とリードしましたが、そこからミスが出て第2セットを落とします。ファイナル10ポイントタイブレークでも山口が先にリードするも勝ち切れず、辻岡が逆転勝利を収めました。

試合後のインタビューで辻岡は、「自分よりもいいボールが返ってくる中で、1つでも多く自分の方がいいボールを打ち続けて、ミスを少なくできるように考えていたのですが、それが最後の方にはできて良かったと思います」と振り返りました。明日に向けては、「1位通過できたということで強い選手にも勝ったので、目指すは優勝です。自分らしいテニスを思う存分発揮したいと思います」と意気込みを語っています。

Dグループは全てストレートで勝敗が決まりました。西郷里奈が2勝、前年3位の倉持美穂が1勝1敗で決勝トーナメントの切符をつかみました。西郷は、「1球1球楽しんでやろうという気持ちでやりました。1000万円目指して頑張ろうと思います」と語っています。

Bグループは秋田史帆が躍動しました。第2シードの細木咲良をストレートで破り、ワイルドカードで出場の野口紗枝にはファイナルタイブレークで勝利し、2勝を挙げて1位通過です。細木は野口にはしっかりとストレートで勝利して2位で決勝トーナメントに駒を進めました。

第1シードの日比野と前年優勝者の山口が敗退する中、ワイルドカードで出場している若手の辻岡と早坂が予選を突破しました。明日の1回戦では、その2人が対決します。明日は誰が勝っても初優勝となります。優勝賞金1000万円を手にするのは誰になるのでしょうか。

■女子決勝トーナメント1回戦
小堀桃子[6](橋本総業ホールディングス)vs 瀬間詠里花[9](橋本総業)
細木咲良[2](原商)vs 西郷里奈[4](東急スポーツシステム)
辻岡史帆[WC](Fテニス)vs 早坂来麗愛[WC](ウイニングショット/仙台育英学園高等学校)
倉持美穂[7](SBCメディカルグループ)vs 秋田史帆[8](テニスラウンジ)

■賞金
優勝/1000万円、準優勝/100万円、3位/30万円、BEST8/15万円、BEST16/10万円

※決勝トーナメントは「スターテニスアカデミー」にて9時50分からライブ配信されます。