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2023.07.01

大会実績では荒川晴菜が有利。プレースタイル、年齢ともにバラエティに富んだ出場選手

 年齢、キャリアともにバラエティに富んだ選手のエントリーとなった湘南美容クリニックPresents「SBCドリームテニスツアー」のファーストラウンド。誰にでも優勝のチャンスがあるといえるほど実力が拮抗したメンバーとなった今大会、注目の選手をご紹介します。

 シードとなる上位選手は、伊藤あおい(フリー/13位)、清水映里(東通産業株式会社/14位)、荒川晴菜(SBCメディカルグループ/18位)、瀬間詠里花(橋本総業ホールディングス/20位)の4名。

 昨年ファーストラウンドで優勝、ファイナルラウンドで準優勝した荒川は、今大会との相性が良く、優勝候補の筆頭に上がります。セカンドラウンドで準優勝した19歳の伊藤は、スライスやドロップショットなど、多彩なテニスで相手を翻弄し、昨年旋風を巻き起こしました。初出場となる清水は,5月、有明で開催されたITF W25でベスト4へ進出、34歳、ベテランの瀬間詠里花も、同大会で第1シードの加治遥(島津製作所)を破り、ベスト8に進出するなど、好調な様子を見せています。

 また、牛島里咲(マサスポーツシステム/43位)は6月26日、今大会をもって現役を引退することを発表しました。小柄ながらも両サイド両手打ちのスピードあるラリー、細かいフットワークで抜群のコートカバーリング力、そして前へ入るドライブボレーといったプレーが魅力です。大会2日目には引退セレモニーも開催されるので、最後となる牛島のテニスを目に焼き付けましょう。

 ワイルドカード(主催者推薦)は、「関西学生春季テニストーナメント」準優勝の石川こころ(姫路大学)に。初出場は荒川夏帆(吉田記念テニス研修センター)、尾関彩花(フリー)、梶野桃子(早稲田大学)、板谷里音(リコー)、長船香菜子(デポーム)、新見小春(柳生園テニスクラブ)、中舘夏美(フリー)。そして前述の清水、石川を入れて9人というフレッシュな顔ぶれ。ショートセットという試合方式に対応し、ランキング上位選手に一泡吹かせることができるでしょうか?

 大会は7月22日に総当たり戦の予選リーグ、リーグの各上位2名が翌日23日の決勝トーナメントに進出します。優勝、準優勝者は12月に開催されるファイナルラウンドの出場権を獲得できます。年末の1000万円を目指し、熱い戦いが期待されます。

※JTAランキングは第25週のものです。

【開催要項】
湘南美容クリニックPresents「SBCドリームテニスツアー」Tour First Round 
■期日
プロアマ戦・レセプション/7月21日(金)
予選リーグ/7月22日(土) 10:00〜
4名1ブロック、男女計8ブロックによる総当たり戦
決勝トーナメント/7月23日(日) 9:30〜
予選リーグの上位2名のみ決勝トーナメントへ進出
■会場
大会・プロアマ/ブルボンビーンズドーム(兵庫県三木市志染町三津田1708)
レセプションパーティー/ANAクラウンプラザホテル神戸
■賞金
優勝/100万円、準優勝/50万円、3位/30万円、4位/20万円、BEST8/10万円、BEST16/5万円
※優勝・準優勝した選手は12月のFinal Roundの出場権獲得
■種目
男女シングルス 各16名
■試合方法
予選リーグ/2ショートセット(3-3タイブレーク) ファイナル10Pマッチタイブレーク(ノーアドバンテージ)※1グループ4名、4グループによるラウンドロビン
決勝トーナメント/試合形式は予選リーグと同じ。※各グループ1・2位によるトーナメント


大会公式Twitter @SBCDreamTennis
大会公式Instagram @sbcdreamtennis
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